開山千光祖師 栄西禅師 八百年大遠諱

京都最初の禅寺『建仁寺』

 京都最初の禅寺『建仁寺』の開山栄西禅師(千光祖師)は二度目の入宋で、天台山の虚庵懐敞禅師より臨済宗黄龍派の禅を嗣承され、建久2年(1191年)に帰朝されます。ここにわが国初の臨済禅がもたらされます。 
  幾多の圧迫を受けながら建久九年(1198年)「興禅護国論」を書き、禅宗の時機性、国家性、戒律の重要さを強調されます。冒頭の ―大哉心乎(おおいなるかなしんや)― は今もって我々が心に刻んでおかねばならない言葉です。

日本の茶祖 栄西禅師

 また禅師は在宋中、求道修行のかたわら、喫茶の法を究め帰朝に際して茶種を将来され、喫茶の風を全国に広められ、日本の茶祖としても親しまれております。  建保3年(1215年)禅師は遷化されますが、その法灯は連綿と受け継がれ、その精神はわが国民の心の支柱として深く根づいています。 来たる平成26年(2014年)は栄西禅師八百年大遠諱の年に当たります。建仁寺ではわが国の禅の礎を築かれた栄西禅師への報恩感謝と絶えることのない禅の未来を願い「開山栄西禅師八百年大遠諱法要」を厳修いたします。