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涅槃会
仏教の祖であるお釈迦様の入滅の日。
お釈迦様が一切の煩悩、苦しみを取り除いた「涅槃」へと至ったことを表す。
法堂の正面にその時の様子を描いた「涅槃図」を掲げ、そのご遺徳を偲び法要を行う。
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降誕会
仏教の祖であるお釈迦様のご生誕をお祝いする日であり、一般には「花まつり」とも言われる。
法堂の正面に「花御堂」と呼ばれる小さなお堂を置き、その中央に安置されるお釈迦様の頭上より甘茶を濯ぐ。
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四頭茶会
建仁寺開山である栄西禅師が中国より禅と共に持ち帰ったとされる茶礼方式。
近年では栄西禅師のご生誕の日である4月20日に行われており、平成24年には京都市登録無形民俗文化財に認定された。
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開山毎歳忌
建仁寺開山である栄西禅師の入寂の忌日に対して行われる法要。
法堂において裏千家お家元による献茶がなされ、一山総出頭のもと厳修される。
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布薩会
建仁寺の開山である栄西禅師伝来の法要。
布薩とは、一種の懺悔授戒の法要であり、「戒経を聞き、規律を守り安住する」という意味を持つ。
戒律を重んじる栄西禅師を開山とする当寺にはふさわしい行事である。
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達磨忌
中国における禅宗の始祖と呼ばれる菩提達磨大師の入寂の日に行われる法要。
法堂正面に達磨大師の軸を掲げ、そのご遺徳と報恩に感謝の意を捧げ法要を厳修する
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成道会
成道会とはお釈迦様が悟りを得た日を記念し行われる法要。
お釈迦様が長い瞑想の後、菩提樹の下で悟りを得た日が12月8日とされる。
また、それに合わせ禅宗の道場においては12月1日から8日まで厳しい座禅の修行「臘八大接心」が行われる
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除夜
大晦日の十一時半頃より、法堂横の鐘楼において百八回の除夜の鐘を打ち鳴らす。
近年では一般の参加も増え、多くの人が鐘を鳴らし新年を迎える。
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改旦祝聖
元旦の日に行う祝聖という意味である。
祝聖とは天皇陛下の聖寿無窮をお祈りする法要であり、毎月1日と15日に行われる。
大悲咒・消災咒というお経をゆっくり読誦し回向する。
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修正懺法
方丈において正月に厳修する一種の懺悔の方式であり観音懺法ともいう。
諸仏を供養し、特に観音菩薩の名号を唱えて懺悔をし、祈祷を行う。
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修正満散大般若
修正満散とは、正月三日間の祈祷法要の総仕上げをいう。
山内和尚により全百八巻からなる大般若経が転読された後、絵馬心経と紙銭とよばれる紙を燃やし、除災招福を祈祷する。